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この時期の灯台コースは夏から秋にかかる植生で、真夏には見られなかった花が数多く咲き乱れて最高の時期です。特に、登山口ではセンニンソウ、ボタンヅル、ヒヨドリバナなどが迎えてくれ、海岸の斜面には紫のきれいなハマゴウが所々に咲いています。
中腹にはナンブアザミ、タムラソウ、ノダケ、シシウドと秋を思わせる花とともに頂上近くにはテンニンソウが登山道の両側に群生して私たちを飽きさせません。
以下に記しているのは、その時見られた花です。毎年、同じ時期に同じコースを登りますが、若干、観察した花々が年によって違っています。それは年々、観察する日が少しずれているので咲く花も違ってきます。また、その時見落とした花が今回みられるということもありますし、花に対する知識が増え、それが観察する花の数を増やすことにもなっています。ですから、いつ行っても違った花がみられるという興味津々の山がこの角田山です。
ハマゴウ ノダケ
ガンクビソウ ヤブマオ
ナンブアザミ クルマバナ
タムラソウ オヤマボクチ
キセワタ シラヤマギク
アゼナ ソバナ
ボタンヅル カントウヨメナ
ヒメジソ シシウド
セキヤノアキチョウジ ハチジョウナ
テンニンソウ クズ(花)
ナンテンハギ オトコエシ
平成26年9月10日 角田山稲島コース
登山口に入るや否や一段とめだってくるのが、秋を告げるキバナツリフネや紅紫のツリフネソウ、キバナアキギリです。それと、小さなかわいい花を咲かせるヒメジソやイヌコウジュが足元に群がっています。その上段にはイラクサやミヤマイラクサの小さな目立たない花が髭のように頂上から伸びています。
下記はその時見られた花の種類です。
オオカニコウモリ シラヤマギク
キバナアキギリ ゴマナ
ミヤマトウバナ ヒヨドリバナ
ヒメジソ ノブキ
イヌコウジュ カントウヨメナ
ミヤマイラクサ シシウド
アカソ ツリフネソウ
ミヤマニガウリ キバナツリフネ
オオダイコンソウ ヨブスマソウ
ノダケ アカネ