平成27年8月20日 角田山灯台コース

 

この日は夏の盛りで、特にこのコースは日差しをまともに受けます。それでも、この時期にしか咲かないツル性の花が群生しています。センニンソウ、ボタンヅル、ヘクソカズラテイカカズラなどです。岩盤を登っていくとその間に所々、きれいな黄色のヒキヨモギが目立ちました。

 

f:id:shuasai1207:20171110120123j:plain

 

 この頃からキク科の花が咲き始めますが、シラヤマギク、ゴマナ、シロヨメナは枝先に花を水平にたくさん咲かせます。シラヤマギクの葉は下に行くほど大きくなり、シロヨメナの葉は3脈が目立ち、ノコンギクは葉がやや小さく、両面ともザラザラです。シソ科も咲き始めますが、ヤマジソは小さな花を穂状に、トウバナは階段状に、ミヤマトウバナは葉の上に、一段しか咲きません。花は以下の如くです。

 

ヒキヨモギ       ヤマジソ

ホタルサイコ      ミヤマトウバナ 

オヤマボクチ      トウバナ

タムラソウ       ヘクソカズラ 

ノハラアザミ      アカネ

モリアザミ       テイカカズラ

シラヤマギク      ハマゴウ

ノコンギク       ミヤマキンポウゲ

ヒヨドリバナ      イケマ

カセンソウ       カラスウリ

ノダケ         カナムグラ

コカモメヅル                      センニンソウ

キツネノカミソリ    ボタンヅル

オトコエシ       オトギリソウ

カラマツソウ

 

平成27年8月27日 角田山稲島コース

 

登山口から登ってすぐの道の両側は赤紫のツリフネソウと黄色のキツリフネが群生していて、少し登るとイラクサ科のミヤマイラクサ、カラムシ、アカソ、コアカソが群生していました。これらはあまり目だだないので、今では刈られていなければと思っています。中腹には、アカネ、イケマ、アオツヅラフジなどのつる性の植物が低木の上に絡み合っていました。

 

f:id:shuasai1207:20171111120738j:plain

 

ツル性の植物は多くあり、区別が付きにくいですが、イケマは葉が卵型で、小さな白い花を球状に咲かせ。アカネは小さな白い花をまばらに咲かせ、葉は小さく4輪生となっています。見た花は以下の如くです。

 

ツリフネソウ       アケボノソウ

キツリフネ        ヤマゼリ

イケマ          アオツヅラフジ 

ヤマホタルブクロ     ゲンノショウコ

ノブキ          イラクサ 

ママコノシリヌグイ    ミヤマイラクサ

シシウド         アカソ

ノコンギク        コアカソ

アキノノゲシ       シラヤマギク  

アカネ          オオカニコウモリ

ミズタマソウ

トウバナ